Aegisubで簡単カラオケ字幕作成!初心者でも使えるツールキット紹介
みなさん、こんにちは!今日は、カラオケ動画を作る際に欠かせない字幕作成について、超便利なツールキットをご紹介します。Aegisubという字幕編集ソフトを中心に、いくつかの便利なツールを組み合わせることで、プロ級のカラオケ字幕が簡単に作れちゃうんです!
それでは、早速手順を見ていきましょう!
1. LDDCで歌詞をダウンロード
まずは、LDDCというツールを使って、ASS形式の字幕をダウンロードします。
- 歌詞ソース(
Aggregate
)は、QQ Music
とkugou
がおすすめです。 translation
(翻訳)のチェックは外しておきましょう。Lyrics format
(歌詞フォーマット)はASS
を選択します。
ダウンロードした歌詞を、Aegisubの最後の空白行にコピペします。歌詞の各行はDialogue
で始まっているはずです。
Dialogue: 0,00:00:20.045,00:00:22.752,orig,,0,0,0,,{\kf10}ね{\kf10}ぇ{\kf10} {\kf43}hello {\kf48}hello {\kf20}ほ{\kf18}ら{\kf0} {\kf33}顔{\kf10}を{\kf28}上{\kf17}げ{\kf18}て
2. 歌詞のスタイルを設定
Aegisubで歌詞を選択し、Ctrl+1を押します。これで歌詞のスタイルがK1とK2で交互に変わります。最終的な字幕では、K1が左上、K2が右下に表示されます。
3. ルビ(フリガナ)を追加
全ての歌詞行を選択し、Ctrl+2を押します。すると、RubyToolsの機能によって、ルビ付きの歌詞が生成されます。生成後は、元の歌詞と空白行を削除するのを忘れずに!
4. 歌詞の表示タイミングを調整
全ての歌詞行を選択し、Ctrl+3を押します。これにより、K1とK2スタイルの行の表示開始時間が、前の同じスタイルの歌詞の終了時間に合わせられます。最初のK1、K2スタイルの歌詞は1秒前から表示されるように設定されます。
5. スタイル設定を適用
Ctrl+Wを押すと、カラオケスタイルの設定が適用されます。その後、Ctrl+Sで保存しましょう。歌詞を修正するたびに、この手順を行う必要があります。
6. 外部プレイヤーでプレビュー
Aegisub内蔵のプレイヤーは対応フォーマットが限られているため、外部プレイヤーでプレビューするのがおすすめです。ルビに間違いがあれば、ここで修正できます。
長い間奏で歌詞を表示したくない場合は、必要な歌詞を選択後、Ctrl+Qで前の段落の最後の歌詞の終了時間を、Ctrl+Dで次の段落の最初の歌詞の開始時間を設定できます。修正後は忘れずに保存しましょう!
7. 字幕を動画に埋め込む
ShanaEncoderを使えば、作成したASS形式の字幕を簡単に動画に埋め込むことができます。設定方法は以下の通りです:
- コーデックは H264 か AV1 を選択
- ビデオビットレートは 10000Kbps に設定(最大値)
- 画像サイズは変更しない
- 音声コーデックはストリームコピーを選択
これらの設定で、高品質な字幕付き動画が作成できますよ。画質を落とさず、音声もそのまま保持できるので、元の動画の雰囲気を損なわずに字幕を追加できます。
その他の便利なテクニック
- 英単語を含む行では、
{\k0}
が生成され、単語の先頭以外が着色されない問題が発生します。これを修正するには、Ctrl+Eを押します。 - 歌詞の色を変えたい場合は、最初の5行のスタイル機能行の色値(HFF0000のような形式)を変更します。ただし、ここでの色はRGBではなくBGR形式なので注意が必要です。
- 歌詞全体の時間がずれている場合は、Ctrl+Iを押して時間をシフトできます。
Affect
でAll rows
を選び、時間スケールは0.5秒か1秒を選びます。
最後に
ショートカットキーは設定で変更可能ですが、英語環境でのみ機能する場合があります。これらのショートカットキーは、Rubyで書かれたAutomationスクリプトに対応しています。
プラグインとテンプレートを含むAegisubとLDDCのダウンロードリンクはこちらからどうぞ!
以上、カラオケ字幕作成の便利ツールキットの使い方でした。これを使えば、誰でも簡単にプロ級の字幕が作れますよ。ぜひ試してみてくださいね!質問があればコメントで聞いてくださいね。それでは、素敵なカラオケ動画作りを楽しんでください!